ゴミ屋敷の片付けは計画が重要!
計画を立てるには、状況把握が必要。
ゴミ屋敷を片付けるにあたって、途中で挫折することなく
やり遂げられるよう、計画にフォーカスをあてて記事を作成しています。
自宅の片付けや掃除をしようとして、1回きりで終わってしまったことはありませんか?
または、いろんなものを処分しようと思っていたのに処分できたのは1種類だけ・・・
なんて経験がありませんか?
この状態を改善するには、まずは状況をよく理解してから作業に取り掛かることが大切です。
片付けの計画:①ごみの量と質の状況把握
まず、現状のゴミの量と質を把握しましょう。
部屋の中に積み重なったゴミの量は、どのくらいの規模なのかを確認することが重要です。
この量によって、作業にかかる時間や労力、必要な道具や人手の数も変わってきます。
さらに、ゴミの質も見極める必要があります。
再利用可能なアイテムやリサイクル可能なものは、別の場所に整理しておくことで、後々の分別作業がスムーズになります。
この際、写メをたくさん撮ることを強くお勧めします。
写メを撮ることにより、次に何を処理するかを考える時に、
毎回部屋を見に行く手間を省けます。
また、befor/afterがわかりやすく部分的な完了でその都度、
達成感を得られモチベーションの維持に繋がります。
我が実家の場合
大きいもの
布団や毛布・衣類・机・椅子・タンス・棚・テレビなど
小さいもの
CDラジカセ・DVDデッキ・レンジ・学生時代の教科書・電話機・造花・CD・など
さすがゴミ屋敷。多岐にわたる・・・
めんどくささを感じる反面、ここにあるものがなくなったことをイメージするとやりがいを感じてしまいました。
片付けの計画:②処分先施設の把握と分別
ゴミを処分する際には、正しい方法を知ることが重要です。
まず、お住まいの地域のごみ出しルールを確認しましょう。
自治体ごとにルールが異なる場合があるため、適切な情報を収集することが大切です。
また、ゴミの分別も忘れずに行いましょう。
プラスチック、紙、ガラスなどのカテゴリに分けることで、
リサイクルの効率を高め、環境への配慮も行えます。
近くのごみ出し施設やリサイクルセンターの場所や営業時間を確認しておくと、
処分作業がスムーズに進行します。
私の実家がある地域では、市町村が運営する施設は3か所に分かれていました。
また、企業運営の設置型資源回収もいくつかありました。
各施設
①~③のような施設は「住んでいる市町村 + ゴミ分別」などで検索すれば出てきます。
あるいは役場のHPなんかにも掲載されていますよ。
片付けの計画:③残しておく物(必要な物)の量
ゴミ屋敷の中には、まだ使える価値のあるものが埋もれていることがあります。
ここで大切なのは、本当に必要な物を見極めることです。
感情的なつながりや「いつか使うかもしれない」という思い込みに惑わされず、
冷静に物品を評価しましょう。
残しておくことで生活がスムーズになるアイテムを選び出し、
その他は処分することを考えましょう。
そこで、私が独自に設定した基準が以下のものです。
①衣類は礼服を除いて2年着ていないものは処分する
②捨てづらいものを残さない
③「使える」ではなく「使う」もの以外は処分する
この基準を守ると意外に残るものは多くありません。
ただし、片付けを進める過程で残すものの量は増減する為、
大まかな把握にとどめておきましょう。
①と③は割り切れば以外にスムーズに分けることが可能ですが細かいものになるにつれ、
②で時間を取られてしまいますので、「保留BOX」を作り、仕分けの時間を設けて
「保留BOX」を処理すると効率が良いです。
片付けの計画:④収納スペースの確保
ゴミ屋敷の片付け作業には、
整理したアイテムをどのように保管するかも重要な要素です。
収納スペースを確保し、物品を整理整頓することで、
無駄な散らかりを防ぐことができます。
必要なアイテムがどこに収められているかを計画し、
使いやすさを重視した収納方法を考えることが大切です。
我が家の場合は2階建ての為、当たり前ですが1階で使うものは1階の収納スペースへ、
2階で使うものは2階の収納スペースと配分します。また、使用頻度が少ないけれど、必ず使うものは2階。
それ以外に母は2階へ行かない為、母のものは1階の収納スペースへと考えました。
片付けの計画:⑤家族の協力状況の確認
ゴミ屋敷の片付けは、一人では難しい場合があります。
家族の協力を得ることで、作業の負担を軽減し、作業効率を高めることができます。
家族のメンバーと協力しプランを立て、誰がどの作業を担当するかを話し合いましょう。
お互いの得意な分野を活かすことで、作業がスムーズに進行します。
しかしながら、ゴミ屋敷化にしてしまう家族に過度な期待はしてはいけません!
何とかしなければいけないと思いつつもここまで放置してきた事実があります。
自分と他の家族は意気込みが違うということを理解し、
2割動けばいい方だと思ってください。
過度な期待はもめる原因です。
私の仕事は8:30~17:30までですが、
ほぼ残業があり、帰宅は20:00を回ります。
リサイクルセンターやエコセンターは16:00までですので、
簡単なものを出しに行くのは妹と母に度々依頼することにました。
また、重いものを運んだり、
庭の木を切るなど力がいる作業は兄に依頼するようにしました。
1度家族で話し合い、自分がやっている背中を見せれば、
多少は協力してくれるというのが一緒に暮らす家族というものである。
まとめ
おうちがゴミ屋敷になってしまった場合、改善作業を始める前に以下の5つのポイントを把握することが大切です。
- ゴミの量と質を把握し、作業のスケジュールや必要なリソースを計画しましょう。
- 地域のごみ出しルールや分別方法を理解して、正しい処分を行いましょう。
- 必要な物を見極め、残しておくアイテムを選び出すことで、生活がスムーズになります。
- 収納スペースを計画し、整理したアイテムを適切に保管する方法を考えましょう。
- 家族の協力を得て、作業の負担を分担し、楽しく改善作業に取り組みましょう。
片付けの計画はこれらのステップを踏むことで、ゴミ屋敷の改善作業がスムーズに進むことでしょう。
焦らずに取り組んで、清潔で快適な住環境を取り戻すことが目標です。
おうちの状態がゴミ屋敷になってしまった場合、
最初の一歩を踏み出すのは決して簡単ではありません。
しかし、状況をしっかりと把握し、適切なプランを立てることで、
徐々に改善への道が開けていきます。
心を落ち着かせて、一つずつ課題に取り組んでいくことをお勧めします。
副産物
最後に、改善作業を通じて家族とのコミュニケーションを深め、
共に努力することで絆を強化するチャンスでもあります。
困難な状況を一緒に乗り越えることで、協力と協力意識が高まり、
お互いに感謝と尊重の気持ちを共有できるでしょう。
その先には、清潔で整然とした空間が待っています。
自分のペースで進めて、心地よい住環境を手に入れましょう。
成功への第一歩を踏み出す勇気を持ち、
前向きな気持ちで取り組んでいただければ幸いです。
次の記事も読んで一緒に実践しましょう!
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