ゴミ屋敷の方は中の片付けが終わっても気を抜いてはいけない。
おうちがゴミ屋敷となっていた場合、実は中だけでなく、外にも高確率でゴミが存在しています。
家の中には置き切れなかったゴミが外に出されていたり、外で使うものが壊れていても放置されていたり、草木が伸びていたり、家の中の片付けが出来ていない方は外も片付けが出来ていないはず!
私の実家はこれらすべてでした。一番大変だったのは木の剪定というより伐採ですね。
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ゴミ屋敷の外の片付けも手順は同じ状況確認が大切
外の片付けも手順としては中と同じで、状況確認をはじめに行いましょう。
なかには、缶・瓶・ペットボトルなどの小物も放置されているかもしてませんが、それだけではなく多くが粗大ゴミになってくるかと思います。
私の実家の場合
- 破れた傘
- 壊れた掃除道具
- 使われなかった机
- 椅子
- 巨大鍋
- 風呂のフタ
- 飼っていた犬の柵等
- etc…
なぜここにあるのか、理解に苦しむものがたくさんありました。
確認作業中や片付けの際に家族の方に「これ誰がここに出した」などの追及はやめましょう!
今、誰が外に出したかを把握しても何の解決にもならないだけでなく、
逆に家族間のトラブルに発展し、片付けの協力者がいなくなってしまいます。
ゴミ屋敷の外の片付けに必要なグッズ
家の中と共通するものも多くありますし、木がある場合を想定して、実際に使ったものを紹介します。
ダイソーで購入
- ゴーグル
- マスク
- 手袋
- 布団圧縮袋
- カマ
ネットで購入
- チェンソー
- 防草シート
- 三脚
ホームセンターで購入
- 枝切ばさみ
- ノコギリ
その他の場所で購入
- 市町村指定のゴミ袋
まずは、「枝切ばさみ」と「のこぎり」は切れ味にアタリ、ハズレがあると思いますのでホームセンターで実物をみたり、店員に相談して購入することをお勧めします。
仮に、切れ味が悪かったとしても実物を見て購入したなら納得ができるからです。
次に「チェンソー」と「防草シート」「三脚」はホームセンターでは割高になることと、大きさと重さを考えるとどう考えてもネットで購入した方がよいでしょう。
防草シートを選ぶ際、地面が土なら安い織布タイプのものを選び、
地面が砂利の場合は不織物タイプのものを選ぼう!
地面が砂利だと風で防草シートが少しずつ破れてしまい長く持たないからです。
ゴミ屋敷の外の片付けにも布団圧縮袋が大活躍
部屋の掃除で大活躍した布団圧縮袋ですが、さらに外の片付け時にも活躍します。
外で使う布団圧縮袋のメリット
- 一般的なビニール袋より厚手で破れにくい
- ジッパーが付いているため、虫、ほこり、臭いが外にでない。
- 袋のまま車で運んでも車内が汚れない
- 袋に入らない机なども1枚切って開けばシートの代用ができる
粗大ごみを運ぶまでの間、玄関等に一時保管しても、虫、ほこり、臭いが外にでないのはとても助かりました。
市町村ルールとチェンソー&斧の必要性
実家の市町村ルール
木や枝を処分する際は「長さ50cm、太さ5cm程度にして下さい」
いちいち測る必要はありませんが、私の目安としては「肘から指先までの長さと枝切ばさみで簡単に切れない太さ」という解釈に置き換えていました。
チェンソーと斧の必要性
自宅の木と言えども硬いくて切りにくい木と切りやすい木とがある。
さらに、切りやすい木であっても、
ゴミ屋敷の木はそれなりに成長して大きくなっているので、
市町村ルールに従えば切り倒して木であっても、細分化の必要があります。
切り倒すだけでも大変なのに細分化となると、短くするためのはチェンソー、
縦に細くするためには斧がないと、
とてもじゃないけど終わりが見えないのです。
いっそのこと、この木を乾燥させて「薪」にしてキャンプをしようかとさえ思いました。
さらに、チェンソーも斧も安価だった為、検索のポイントを紹介しておきます。
- 自宅の庭で木を切る為、電源も確保しやすいことから「コードタイプ」のものを購入しよう!
- 「makita」を購入しよう!
いろいろ調べた結果、「コードタイプ」の方が価格が抑えることがでます。
「makita」は中古であっても需要があるため、今回しか使わないからと思われた方は、使用後にチェンソーを綺麗にしてメルカリ等に出せば、すぐに購入者が見つかるでしょう!
斧も自宅の木ということで、キャンプサイズで充分です。
キャンプブームのおかげで種類が豊富ですが、安いのでこちらがおススメ!
切りたい方向へ木を切る手順
木を切るときに、倒したい方向に木を倒す方法を知らなければ、お隣さんの家や自分の家を壊してしまうことになりかねません。
せっかく、片付けをしているのに家を壊してしまっては意味がないので、
しっかり、倒したい方向に木を倒す方法を知ったうえで取りかかりましょう。
切りたい方向へ木を切る手順
① 倒したい方向を決める
② ロープで引っ張る
③ 受け口を作る
④ 切り口を作る
- 倒したい方向に何もなく人がいないことを確認しましょう
- 倒したい木に対して横の木が邪魔になっていないか確認しましょう
- 倒したい木に雑草のツルが絡んでいると倒したい方向がずれるので、倒す前にツルを切りましょう
除草と防草
ダイソーのカマは刃の部分がノコギリ状になっている為、木の周りに這っているコードくらいの木の根っこなら削り切れます。しかも、小さいので木の隙間や石の間なんかも使いやすかったです。
夏場に草を刈ると気づいた時には「もう草が生えている!」なんてこともあり、草を刈るループにかねません。
また、草刈は同じ姿勢が続くため、腰と首に負荷がかかり、出来たらやりたくないので1回で済ませるよう、草を刈った後は日にちを空けることなく防草シートを敷きましょう!
見た目が気になる方は多少お金がかかりますが、その上に人工芝を敷くことをお勧めします。
人工芝は時間が空いても問題がないので、防草シートまでは休まずやることを忘れずに!
befor
after
屋根より木が高い場合は要確認!
ゴミ屋敷の庭では長期間庭の手入れがされていない為、庭の木が屋根より高くなっている場合があります。
そのうような場合、枯れ葉や枯れ枝が雨樋に入り込んでいる場合がありますのでしっかり、
確認し取り除きましょう!
放置していると大雨の日に雨樋の横から雨が落ちてきたり雨樋の破損に繋がります。
まとめ
- 状況確認を行った上で必要なグッズを揃えましょう
- 市町村のルールを守り布団圧縮袋を活用しゴミを処分しましょう
- 切りたい方向に木を誘導するテクニックを身につけましょう
- 綺麗な空間を維持するために防草シートを活用しましょう
- 忘れがちな雨樋の枯れ葉もチェックしましょう
ゴミ屋敷の外の片付けは体力的にもモチベーションの維持も大変です。
しかし、一度頑張れば、外に不要なものを置くこともためらうようになります。
中途半端に終えると、またゴミが増えていきます。
必ずやりきる覚悟を持って取りかかりましょう。
お隣りとの良好な関係も築くためにも、外のエリアを清潔に保つことは重要です。
何より、風通しや日当たりが良い空間となり爽やかな気分になります。
風水のことは分かりませんが、綺麗な空間の維持は良質な人間関係と爽やかな気分により、運気を上がるのではないでしょうか!?
一緒にがんばりましょう!!
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